TIMEMORE Brack mirror Basic2

ハンドドリップで安定した味を再現するうえで欠かせないのが、抽出量と時間の可視化です。

しかし一般的なキッチンスケールでは、反応速度が遅くタイムリーで正確な測定が難しいという課題があります。

TIMEMORE「Black mirror」は、その課題をいち早く解決した優秀なコーヒースケールです。

2023年以降はバージョンが2.0に更新され、ただ単純に重さと時間を測るだけでなく”流速計”も追加されました。

これにより流量ブレによる撹拌の差が数値化できるため、より高い再現性を確保することが可能になっています。

初心者でも使いやすいシンプルな操作性はそのままに、プロが使用する場合にも優秀な機能を備えた現代のコーヒースケールの基準とも言える存在です。

また安価でありながら、校正（キャリブレーション）システムまで徹底している点で同価格帯のコーヒースケールの中でも突出した性能と評価できます。

計測の性能に関して

日常のドリップで使用するにあたって、反応速度は非常に優秀です。

2025年時点ではコーヒースケールの反応速度は全体的に向上しており、どのスケールでも大差ないと認識して差し支えないため、Black mirrorが特段に優れているわけではありません。

しかし、逆を言えば高額なコーヒースケールと大差がないということなので、迷ったらとりあえずの選択肢として選んでも満足できるクオリティと言えるでしょう。

流速計が標準装備

「Black mirror basic2」の1つ前の機種が「Black mirror basic＋」だったのですが、大きな違いは流速計の有無です。

流速計があることによって、単純な「タイマーとキッチンスケールが融合しただけの製品」ではなく、コーヒースケールならではのアイデンティティを確立しています。

また流速計の使用目的としては”再現性の向上”に用いるのが適切でしょう。

例えば30秒〜45秒の間に120ml入れるとなった場合、「30秒〜40秒で100ml・40〜45秒で20ml」入れるのと「30〜45秒で均一に8ml/秒ずつ注ぐ」では、抽出のされ方が違うことが物理的に理解できると思います。

前者は最初に撹拌が強くなったり、抽出が進みづらい時に多くのお湯を注いでいるかもしれません。

これが「レシピ（メソッド）は同じなのに、毎回味が違う」という原因になっている場合があるのです。

故に、流速がわかることでレシピだけでない”淹れ方の違い”に気づくことができます。

オートタイマーモードを設定可能

Black mirrorはタイマーボタンを連打することでオートタイマーを起動することができます。

これにより、お湯を注ぐ前や注いですぐに慌ただしくタイマーを押す工程が不要となり、押し忘れ防止にも役立ちます。

校正モードも搭載

Black mirrorは、同価格帯のコーヒースケールの中でも唯一校正モードを搭載しています。

これにより、長期使用による重量計測のブレを修正することが可能です。

しかし校正には相応の分銅と手順を踏む必要があります。

ですので、当店からご購入いただいた方限定で無期限の無料キャリブレーションサービス（往復送料だけ別途発生）を実施いたします。

ご希望の場合は当店の問い合わせよりご連絡ください。

対応カスタマイズ品が豊富

Black mirror自体がメジャーなコーヒースケールのため、正規品ではないもののカスタマイズを楽しめるパーツが存在します。

当店では、以下の作家（アーティスト）様による日本国産ハンドメイド品にて、オリジナリティ溢れるBlack mirrorをお楽しみいただけます。

• JHAT..
• Brew Spoke

商品情報（仕様）

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